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心強い仲間です
当院は靴を脱いで歩いていただいて大丈夫なように、絨毯敷きになっています。
気持ちよく使っていただけるように、こまめな掃除機の使用と、除菌スプレーの使用を行っております。
そんな掃除の頼れるパートナーがこの『ルンバ』です。
スイッチを入れると自動で掃除を始めてくれます。その動きは右に行ったり左に行ったり、自由気ままでこんなんで大丈夫なのかしら?と思ってしまいます。そんな気ままなルンバですが、待合室の掃除にも20分以上かけて回ってくれるので、人がするよりもずっと丁寧に掃除機をかけてくれます。ルンバが掃除機をかけてくれる間にほかのことができるのでとても助かります。
こんなに便利なら家にも一台・・と思いたくなるのですが、ルンバは物が落ちていると吸い込むか、そこを避けていってしまいます。クリニックのように椅子以外のものが何もなければいいのですが、自宅は何かと床に物があるのでうまく動くことができません。まずは、片づけからしなくてはならないので、そうそううまくはいきません。ルンバが使えるようなきれいな部屋にするのは大変そうです。
素敵なお花をありがとうございます。
開院の際にはたくさんのお花や観葉植物を頂き、待合室はお花屋さんのようでした。いつまでも咲いていてくれたらいいのにと思いましたが、そうもいかないわけで、今は胡蝶蘭のみとなっていました。
昨日、同じ平岸で心療内科を開業されている、医師として、開業医としても大先輩にあたる先生からお花を頂きました。「開業後1カ月が過ぎて、そろそろお花もなくなっている頃だろうから」といううれしい配慮もしていただいてです。あわせて、ここには書けませんが素敵なお手紙も一緒でした。
お花も、そのお気遣いも、どちらもありがとうございました。また、気持ちを引き締めて日々の診療にあたりたいと思います。
マンガ
私が漫画を読み始めたのは小学校1年生の時でした。もうあと少しで冬休みというときに犬に噛まれてしまい、1週間ほど入院になってしまったときです。点滴をされて一日中ベッドにいる私のために、母親が「くうちゃん」という漫画を買ってきてくれました。幼稚園児のくうちゃんとその家族のドタバタを書いたハートフルコメディ漫画でした。夢中になって本がボロボロになるまで何度も何度も読みました。
それ以来、お小遣いを使ってちょこちょこと購入して楽しむようになりました。
「ダークグリーン」「キャンディキャンディ」「ときめきトゥナイト」、お友達の持っていた「ガラスの仮面」や「王家の紋章」なども読ませてもらいました。ガラスの仮面などはいまだに連載されているみたいですね。
小学校高学年になると、当時週刊少年ジャンプが大人気で「北斗の拳」「ジョジョの奇妙な冒険」等々、毎週楽しみにしていました。
渋いところでは「じゃりんこちえ」が大好きで、古本屋を巡ってほぼ全巻そろえたりもしていました。
両親が買っていた「美味しんぼ」「サザエさん」「いじわるばーさん」等も好きでした。
漫画は小説よりも簡単に読めて、それでいてアニメほどリアルではないので想像を張り巡らす余地があって、今でも時々読みたくなります。(実際にはなかなか読む時間が取れないのが残念ですが)
話しは少し変わりますが、当院の待合室には大きな本棚があります。今はまだ少ないですが、懐かしの漫画が置いてあります。
「サザエさん」・・・戦後の配給の話から始まって昭和の香りタップリです
「動物のお医者さん」・・・丁度私が高校から大学生のころに大人気でした。北大獣医学部の人気が高まったのもこの本のおかげでしょうか
「おたんこなーす」・・・観月ありささん主演のドラマは大人気でしたね。
「有閑倶楽部」・・・とても非日常的な世界ですが、あこがれも織り交ぜつつ読んでしまいます。
「マスターキートン」・・・この人の書く漫画は「モンスター」「パイナップルアーミー」「21世紀少年」どれも最後まで目が離せない展開のものが多いのではないでしょうか。
新しいところでは「ワンピース」も・・・これ、世界中で大ヒットになるのが分かります。
これからも何をそろえていこうか思案中です。
趣味は大切
趣味はありますか?
私は、趣味と誇れるほどではないですが、料理が好きです。決して上手とは言いませんが、日々のおふくろの味から、パン作りまで何でもします。いま時期は、タラの芽に、ふき、ウドにタケノコと山菜がたくさん出回っているので、てんぷらやきんぴら、お浸しに酢味噌和えなど素材の味をいかした料理を楽しんでいます。そうそう、タラの芽味噌も作ってご飯のお供にしてみました。
キッチンに立っているとあれこれとやりたいことが出てきて楽しくなります。
そんな私の話はおいといて、日々診療をしていますと
「週末は普通に過ごせるんだけれど、仕事と思うと気が重いんです。」「DVDを見たりしてごろごろするのは楽しいんだけれど、家事はなかなかやる気がしないんです」・・・なまけ病でしょうか?
こんな風におっしゃられる方がよくいらっしゃいます。
でも、これはけっしてなまけているわけではありません。うつで、気力が続かない状態であっても、全く何もできないほどの状態になる方ばかりではありません。すり減って残り少なくなった気力では、好きなことをするので精一杯なんですね。それすら楽しめなくなってしまったら大変です。
好きなことを楽しめるってとても大切です。
診察室の机
当院の診察室の机は木のぬくもりたっぷりのオーダーメイドです。
稚内にある『木馬館』という作業所で作っていただきました。知的障害者、精神障がい者その他さまざまな稚内地域の生活支援事業を行っているところです。10年ほど前に市立稚内病院に勤務していたときに、見学させていただく機会がありその時のことが非常に印象的でした。数件の建物があり、その中にはとても作業所とは思えない、大きな木工機械の数々が配置されています。各自の障害合わせた形で作業ができるよう工夫がなされ、通所者さんたちが一生懸命に作業されていました。当時は積み木や、子供用のいすなどの小さな作品から、会議所などで使う大型の家具まで制作しているということでした。
丁度見学の説明をしてくれていたスタッフさんが、何気なく「先生が開業したり、家を建てるときに言ってもらえれば、椅子でもテーブルでも作りますよ」と言ってくださったのがとても心に残りました。こんなに一生懸命働いている通所者さんに作ってもらえる、また、作業所の経営のほんのわずかな部分だけれどお手伝いできるなんて、こんな素敵なことはないんじゃないかしら。いつかそんな時が来たらお願いしてみよう・・・とその時から考えていました。
それから10年ほどがたちまして、今回の開業に際して、診察室の机をお願いしてみたところ快く引き受けてくださいました。
それからは、メールや郵便でこちらの希望をあれこれと伝えてそれを形にしてもらうという作業を繰り返して、木のぬくもりたっぷりで、作りのしっかりとした机が出来上がりました。診察室2つに、それぞれ違う形の机が置いてあります。ほのかに木の香りがして診察室にいるとくつろいだ気持ちになります。きちんと院長室も作ったはずなのに、診療以外の仕事もなんだかいつもこの机でしてしまいます。
木馬館の皆様ありがとうございました。
発達障がいという言葉は最近とても耳にする機会が増えたのではないでしょうか。
以前は、主に自閉症等として小児の患者さんの疾患としてとられられていることが多かったものです。ですので、診察ももっぱら小児科か、児童精神科の先生が行っておりました。しかし、小児科でみてこられた患者さんも成長し成人を迎える中で、一般精神科での対応が求めあられるようになります。また、最近では知的障害を伴わない発達障がいが存在するということが医療者だけでなく、一般の方にも認知されるようになり、社会生活でなかなか周囲を馴染むことができないといったことから「もしかして自分は発達障がいではないだろうか」と自ら診断を求められる方も増えてきました。
当院でも、そういった要望にお応えするために診察を行っております。心配だけど、どこに相談したらよいかわからないといった方は相談してみてください。
初診の受付
クリニックを開業して1週間が過ぎました。
今日は初めての受診についてのお話をさせていただきますね。
当院での診察は受付をしていただいたあとで、まずは当院PSW が予診を取らせてもらっています。今回受診に至った経過や、生活面のことや健康面のことなどを聞かせていただきます。精神的な悩みごとというのは、生活の中の出来事や家族関係などが影響していることも多いため、これらの情報が非常に参考になります。
その後、医師による診察が始まります。診察では、まずお話をしっかり聞かせていただくことを基本にしています。聞いていく中で、ご本人の一番困っていること、どうしていきたいか、そのためにはどうすればいいのかといったことが、自然と導き出されることもありますし、通院を続ける中で見えてくることもあります。また、合わせて少量のお薬を用いた方がいい場合もあります。それらを診察の中でよく相談して決めていきます。
初めての診察ではこれらの手順がありますので、少々時間がかかります。しかし、初回でしっかり病状を把握することで、2回目以降の診察がスムーズに進みます。
以上簡単にですが、初めての受診についてお話ししました。誰かに話をすることで楽になることもあります。迷われている方がいましたら、一度ご相談ください。
ついに始まりました。
5月2日についに診療が始まりました。
開業の準備をしてきましたが、慣れない手続きの連続で意外に疲れていました。診療初日に患者さんに来ていただいて、診療を開始して。新しい診療所でしたので、もたついてしまいましたがやはり本来の仕事をできるので、私の方もホッとしました。
少し前のことになりますが、4月30日に医療関係者の方を招いての内覧会を行いました。ゴールデンウィークの最中にもかかわらず、たくさんの方に来て頂きとてもありあたく、またとてもうれしかったです。それから、たくさんのお祝いのお花もいただきまして、諸先輩の先生方々のお気遣いにうれしさと、気のひきしまる思いを感じました。
居心地の良い診療所、頼れる診療所を目指して、一日一日大切にしていきたいです。
これからもよろしくお願いいたします。
5/2 木の花メンタルクリニック開業
当院は平成23年5月に開業いたしました。
札幌市豊平区平岸にある精神科、心療内科のクリニックです。 うつ病、不眠症、パニック障害などの一般精神科診療にくわえて、発達障害、精神遅滞といった方の診療にも力を入れていきたいと考えております。 小さな診療所ですので、できることに限りがありますが、一つ一つ丁寧に対応していきますのでよろしくお願いいたします。


平岸前田ビル1階
地下鉄平岸駅徒歩2分。


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