給水ポリマーと芝生

緑のじゅうたんが広がる庭って素敵ですね。我が家も、一応それを目指してみたことはあるのですが、芝生というよりせいぜい牧草地といった風情が精一杯であることがここ何年かの試行錯誤でわかりました。どうしてあんなふうに均一な庭にできるんでしょう。

とはいえ、道路に面したほんの畳半畳ほどの斜面だけはどうにか緑を敷き詰めたいと試行錯誤しています。芝生というのは水はけのよい土地で、その代り毎日水をたっぷりと上げる必要があります。斜面であれば必ず水は流れ去っていくので水はけとしては問題ありません。しかし、斜面がきつすぎるようで乾燥しやすく芝生が枯れてしまうという不都合が出てきました。加えて、乾いた斜面には芝生どころかその下の土すら定着しにくいんですね。こうなると牧草地どころかみすぼらしい土手状態です。

いっそコンクリートブロックで固めてしまおうかなんて重たりもしましたが、せっかくなのでもうひと頑張りしてみることにしました。

そこで登場が給水ポリマーです。おむつの中に入っているサラサラの粉のようなもので、おしっこを吸収してゼリー状になるものです。

これを土に混ぜ込むことで保水性をよくすることを考えてみました。ヒントは、昨年何かのテレビで見た、大量の給水ポリマーに特殊なカバーをしてその表面にトマトの種を植えて育てる水耕栽培の番組でした。給水ポリマー自体が植物に吸収されて害になるということはないようだったのでいけるかな・・・と

さて、今年は緑のじゅうたんになるでしょうか。理科実験のようで楽しみです。

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