良い疲れと悪い疲れ
今日は少し真面目な話です。「疲れる」ということについて
うつ病の療養中は基本的には十分休んでもらうことが大事になってきます。それまでの人間関係や多忙さなどですり減ってしまった気力を回復させるには、お薬も必要ですがなんといっても休養が大事になります。たっぷり休んでいるうちに少しずつ何かやりたいな、してみようかなという気持ちが芽生えてくるので、そういう気持ちになったところから活動を少しずつ始めると比較的経過がスムーズになります。
そんな中で「療養中にやっていいこと、悪いことはありますか?」と聞かれることがよくあります。
療養中はどうしてものんびりと過ごすことから体力が落ちてきてしまいます。そんな中で、何かやろうとするとどうしても翌日に疲れが残ってしまったりします。疲れを感じてしまうと「無理してしまったんじゃないか、するべきじゃなかったんじゃないか」と心配になってしまうようです。
そこで、「よい疲れと悪い疲れ」ということを考えます。良い疲れとは翌日体は疲れていても「昨日は楽しかったな、またやってみようかな」と思えるのは良い疲れ、「こんなんじゃだめだ、頑張らなきゃ」といった焦りを感じるようであれば悪い疲れです。手始めには朝の涼しい時間帯の散歩などは手軽で気持ちがすがすがしくなるのでいいですね。家族に付き添ってもらって近場の温泉に行くのもいいかもしれません。そうそう、パークゴルフに行ってみたという方もいました。なんにせよ自分にとって心地いいことから焦らずに始めるのがよいようです。
This entry was posted on 木曜日, 7月 14th, 2011 at 2:36 PM and is filed under 未分類. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Both comments and pings are currently closed.